実際に撮ってみて思ったこと。
まず、オートホワイトバランスが馬鹿すぎてびっくりした。でもこれは今思うと、測光モードが全面でなかったせいかもしれない。いちいちプレビューで確認するのもかったるいので RAW でも撮ることにした。
手ぶれ補正は期待していたほどでないような。シャッタースピード優先1/4秒で、手持ちで撮った沢の写真はぶれてしまっていた。さほど暗くなかったのでもっとちゃんと撮れているかと思ったのだが。これは精進するしかないか。
パノラマモードは説明書が分かりにくかった。撮影前に、つなげる方向を決めてから撮らないといけないのだ。途中で矢印を押せば上下左右に自由につなげられるのかと思っていたので、帰宅してからオリンパスマスターでつなげようと思ったら、思った方向にできないのでびっくりした。
また、このパノラマ合成ソフトは微調整ができないのが欠点。RAW を RAW のまま合成できるのも、いいんだか無駄なんだか。とまあ、ソフトは使いにくいが、パノラマ撮影モードじたいは、重ねる範囲の目印がプレビュー画面の脇に出るためわかりやすいので、今後も使うと思う。
メモリは、4GBのCFと2GBのxDの2枚を挿している。設定は RAW + jpeg(1024x768・最高画質)にして、CFで約300枚、xDで約120枚撮れる。最初はCFだけのつもりだったが、パノラマモードはオリンパス製のxDカードでないと使えないから買い足した。2枚同時挿しで容量も増えるからいいかなと思っている。
RAW 現像ソフトは UFRaw を使用。同梱のオリンパスマスターはパノラマを作るときちょっと使ったが、へなちょこな感じがした。いずれにしても当方のメインパソコンは Linux なので Windows ソフトであるオリンパスマスターは使えない。
UFRaw は単体でも使えるが、GIMP へ画像を送り込めるので便利。UFRaw でホワイトバランスと露出だけ調整して GIMP へ渡し、コントラストやトリミングは GIMP でやるという作業パターンになりそう。
ここでちょっと戸惑ったのは、GIMP は ver. 2.4以降でないと E-510 で作成した jpeg 画像を扱えない点。そんなこと知らずに2.2を使ったのでエラーが出て焦った。upgrade したが、そのために Linux までも kubuntu 7.04から8.04に upgrade するはめになった。
最後に、このカメラ+レンズで撮った写真を3枚載せます。
いずれも jpeg で撮ったまま、レタッチなどはまったくしていないもの。よって Exif データもそのまま残ってる。
[LINK] (禺画像])
まずは室内でのアップ撮り。赤ワインのコルク。
[LINK] (禺画像])
丹沢のふもとのシャガ。天気は高曇り。EV0だと激しく白トビした(オリンパスは白トビしやすいという噂だ)。0.3刻みでマイナス補正したら、この-1.0が花が一番きれいだった。
[LINK] (禺画像])
尾瀬の燧ヶ岳を登山中の光景。場所はミノブチ岳のちょっと下あたり。ZD14-54mmのレンズは逆光に強いという話なので、こんな写真を撮ってみた。