2週間前の甲州高尾山ハイキングに引き続き、山梨県に桜を楽しみに行った。今度は北西部で、最近の市町村合併で北杜市となったところ。
まずは小淵沢の、神田(しんでん)の大糸桜。ウチからは、小淵沢着は一番早くて8時ちょうど。長坂を過ぎると車窓からも大糸桜が見える。
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思った以上の人だかり。これは急がねば。駅から歩いて行く予定だったがいきなりタクシー利用に変更。
到着は8:20頃。タクシー料金は1,210円だった。周辺は交通規制がしかれていて、車両侵入禁止ゾーンの手前で車を降ろされた。といっても桜の近くで、すぐにたどりつける。そして大糸桜は思ったよりも広い畑の中に立っていた。
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まず目に入ったのは富士山で、桜と並んで見えたが、逆光で撮影には向かないようだ。あたりは、富士山だけでなく、八ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、鳳凰三山などの名峰に囲まれるという山好きにはこたえられないロケーション。
いったん近づいて間近から枝を観察。包帯が痛々しい。満開だが、葉が出始めている枝も一部にはあった。
比較的近い場所から桜と甲斐駒を並べて眺めると、桜が山に向かって手をさしのべているようで面白かった。人がいなくなったら写真を撮ろうと構えていると、例によって、どこに行っても湧いて出てくる近○リの団体が登場。撮影は10分以上延期せざるをえなかった。
引き続いてカメラマンが大勢陣取っている水仙畑の奥へ。バックに甲斐駒・手前に水仙とロケーションは最高で、さらに桜じたいがちょうどこちらに向かって枝垂れているためひときわ美しい。ひとまわりしたが、結局この角度からが一番きれいだった。空が青ければ言うことはなかったのだが、この朝はずっと高曇りのままだった。
1時間以上もたっぷり楽しんでから、大糸桜を後に南へ。清春芸術村へ向かう。後ろを振り返ると大糸桜が八ケ岳と並んで見え、これまたいい眺めだ。
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中央線の踏み切りを渡り、農道のような道を南へ。広い道路に突き当たり、左(東)に向かう。甲斐駒や鳳凰三山などの南アルプスや富士山をちらほらと眺めながら歩く。HOYAの工場があって、敷地内のソメイヨシノらしき桜が満開だったほか、道の周囲にも小さいながらも満開の桜がいくつかあった。
柿平の集落で右(南)へ。道が2本あるが、どちらからでも清春には行ける。なんとなく東側の道を選択した。新宿区の温泉施設「グリーンヒル八ケ岳」の周辺は桜並木になっていたが、ちょっと散り始めていた。この道を進んで正解だと思ったのは、甲斐駒がきれいに見えたときだった。小さな谷をはさんで西側の道が見えたが、あちらはその向こうに林があって甲斐駒の展望はなかったのではないか。畑と花と山という、里の春を満喫しながらのぶらぶら歩きは楽しかった。
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