雑誌の付録についてた momonga linux 3。カーネル 2.6.17。
インストールに4時間もかかった。アプリを全選択したせいかもしれない。なんにしても、「残り95分」と表示されてから3時間かかったのでいらいらした。パーティション構成をおまかせでインストールしたら、いきなり /(root) が lvm でびっくらこいた。
さて、ndiswrapper を make install したらカーネルのコンパイルが必要というワーニングが出て ndiswrapper が入らない。インストールに4時間もかかるんだから、カーネルのコンパイルなんていったい何日かかるか知れたもんじゃない。さすがにそれは面倒なのであっさり断念した。
最後に ubuntu でもやってみた。6.10(edgy) はカーネル 2.6.17。
$ dmesg |grep bcm
してみたら、bcm43xx: Error: Microcode "bcm43xx_microcode4.fw" とか書いてある。ファームウェアがないってことだ。これなら bcm43xx-fwcutter の作業をするだけで動くと予想。
で、早速 make してみるとエラーメッセージの大洪水。ちょっとびっくりした。数分考えた後、ubuntu にはコンパイラがインストールされていないことを思い出した。インストールメディアは SUSE と違って CD なので、ネットにつながないとコンパイラのインストールができない。
内蔵の eth0 は動いているので有線でインストールすることにする。が、またまた例によってカーネルソースがないという。カーネルソースは40MBもあるのでメンドくさい(ウチの環境では20分もかかるという表示が)。諦めかけたが、メインPC(kubuntu6.10)の方で apt-cache で見てみたら、ちゃんと bcm43xx-fwcutter があった!!
bcm43xx-fwcutter は universe のリポジトリなので
$ sudo vi /etc/apt/sources.list
(vi はもちろん nano でもなんでも可)
で、universe のとこのコメントアウトをはずし、
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install bcm43xx-fwcutter
であっという間にインストールできた。あとは定石どおりに、ドライバのあるディレクトリに行って、
$ bcm43xx-fwcutter bcmwl5.sys
$ sudo cp *.fw /lib/firmware/2.6.17-10-generic/
←ここは上述のディストロと違う
$ sudo /etc/init.d/networking restart
←ここもちょっと違う
でちゃんと動いた。
まだほかにも Asianux とか CentOS とかもダウンロードしてあるのだけど、いい加減飽きたのでここで終了。